ガラスは何から出来ている?
ガラスの原料は何?
@
珪砂
Aソーダ灰
B炭酸カルシウム
@ガラスの原料としては、まず「珪砂」。
公園の砂場の砂と、ガラスに使用される珪砂は、基本的に大差はありません。
しかし、珪砂だけだと、よほど高温にしないと、ガラス状にならないので、いろんな原料を 入れます。
A一番多いのが、「ソーダ灰」。正式には「炭酸ナトリウム」(Na2CO3)という名称の白っぽ い粉です。
B「炭酸カルシウム」(CaCO3)。これも白い粉で、基本的には、運動場などで引かれる白線の 白い粉も同じ仲間です。
この「珪砂」、「ソーダ灰」、「炭酸カルシウム」が一般に良く使われるガラスの3大原料なのです。ですから、この汎用ガラスの事を、「ソーダ石灰ガラス」と呼ぶこともあります。この言葉に対応するガラスとして、「硼珪酸ガラス」(「硬質ガラス」とも呼ぶ)という言葉があります。耐熱ガラスなどに用いられます。
さて、一般のガラスの原料にはその3つの原料が主に使われるのですが、さらに要求される特性に応じて、様々な原料が入れられます。たとえば、鉛。みなさん良くご存じのクリスタル・ガラスと称するガラスは、通常は鉛クリスタル・ガラスを指します。
またガラスを溶融、成型する際にも、鉛が含まれている方が、より作業しやすくなります。ガラスの中に含まれる量は、多いガラスで24%(本来の鉛クリスタルはこの含有率が要求されます)から、4〜5%まで。鉛の含有率が高いほど、ずっしりと重い感じで、カットなどの加工もより容易になります。
鉛を入れないで、クリスタルのような輝きを持ったガラスを作る試みがなされています。鉛が問題視される傾向のある最近環境問題が背景にあるようです。